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還暦新時代を夢想する [還暦の荒野をめざして]

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「下山の思想」という考えも還暦を経たその後の生き方のひとつとして、原点回帰の形の一種と理解して認めている。しかしそれと同時に、これまで飛び込めなかった若しくは避けてきた別次元の発想に飛び込んでみるのもどうだろうかと思う様にもなった。何故なら教え込まれた常識の枠や世間の眼、周りの空気から離脱して解放された自由な赤心の私になる事が本来の“還暦の意義”なのだからだ。

「SDGs」という新しい概念の言葉を聞いて、未来に夢を託す道もある事を発見した。まだ始まったばかりでこれから二、三年の内に少しずつ浸透してゆくと思われる言葉なのだが “持続的な到達をめざす開発目標”とでも捉えれば良いだろうか、閉塞感を乗り越えるための新しい指針として国連では環境や就労に関する17のガイドラインを提唱している。
還暦の年月を経て辿り着いた人生の先に閉塞感を感じるようであれば、視点を変えて新たな荒野に顔を向けてみる勇気も必要かも知れない。人生の終末に来てまだ未知への挑戦をするのか?と呆れられるかも知れないが、生命の実感はある意味で「恐れと緊張」の中から生まれるものの様な気もしている。

離島に向かう.jpg

還暦を経た者としての個人的な発想なのだが、これまで認められなかった常識を覆すような「生き場」(こんな言葉は無いです。造語です。)を創造する活動をしてみたいと思う様になった。諸外国にはそれぞれ独自の文化や価値観があって結構なのだが、日本人には“老後”というメンタリティがあって、どうしても閉ざされた感じがあるように思える。
悠々自適に生きられる恵まれた環境の人とは違って、誰もが生きられるもっと従来の価値観から自由に解放された様な、そんな社会空間があってもいいのではないか?その社会空間とは現実社会に於ける地位や場所とは限らず、各人の精神的な部分であっても構わない。つまり疎外感を持たずに、求められている存在としての自己を感じる日常の事なのだ。

"No one will be left behind."という言葉を見つけてまさしくこれは私の探していたコンセプトのキーワードだと思った。「誰ひとり取り残さない」という理念が社会的弱者に位置付けられた高齢者やハンディキャップの人たちに勇気を与えるものだと思う。もちろん自分自身のためではあるのだが、残された人生に於いて取り組むテーマとして掲げようと思って名付けた活動の名は「NoLB(略してノルブ)」
還暦からの“夢想的で冒険的で創造的な活動”を表わす言葉として『NoLB』というコンセプトを投げ掛けてゆこうと…夢想している。

 

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いっぷく

>人生の終末に来て
一応還暦は人生の2/3地点のつもりで、20代と同じというわけにはいきませんが、ひと頑張りと自分では思っています。

私は親類に過去帳を返して(先祖の墓の檀家をやめて)、名前の読みを変えて、ソりが合わなかった親類との関係にも区切りをつけ、ストレスだったしがらみを取り払いました。
名前や親類との関係で人生が大きく変わるものでもないかもしれませんが、自分のストレスになるものをそのままにしておくと、そのせいで人生がつまらなくなったと「言い訳」にできてしまうので、スッキリさせました。
by いっぷく (2019-07-07 03:23) 

扶侶夢

>いっぷくさん、ご来訪&コメント有難うございます。
その通りですね。ストレスになるものを取り払う努力が、人生を納得できるものにする第一歩なのだとも思います。
とは言え、なかなか自分のしがらみやストレスの根源を見据えて取り払う事は難しく、どこかで人生と格闘する覚悟を持たなければ大方の人は出来ない事の様なので、還暦を機会に“一旦、死んでみては…”と考えた次第です。
by 扶侶夢 (2019-07-07 11:39) 

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