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還暦曼荼羅:試作の模索<5> [アートギャラリー『還暦』]

【還暦曼荼羅:試作の模索】

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テーマに沿った曼荼羅的表現というものを試みてみたい。
例えば「歎異抄曼荼羅」という風に、私的な解釈によって表現し反芻するように思索を重ねる実験をしよう。

 

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還暦の猫 その4「路地裏交友録」 [閑話休題]

猫の一生にもそれなりに歴史というものがある。そしてオオカミやイヌの様に群れを成して力を誇示する類いとは異なり、ネコ族は個人主義…否、個猫主義を信条としているようだが実は人目を憚る処では案外集団で群れる事も好きなようだ。本当は淋しがり屋でじゃれていたいくせに同族と慣れ合うのはプライドが許さないのかも知れない。

或る晩、餌を求めてか人恋しくなってかノラ猫らしき一匹が我が家のガレージに現われた。当然、還暦猫ミカンが縄張りに侵入した猫を追い払おうとして圧力をかけようとしたのだが相手の方が若くて力強いためあまり効果はなかったようだった。
よく見るとその猫はかつて我が家で暮らしていた雌猫「コブチ」にそっくりな顔をしている。我が家で生まれ育って、成長してから他国巡礼に出て行った雌猫だったが、その彼女にそっくりという事は多分どこかで出産したのではないだろうか。
“猫は家につく”と言われるがコブチの子どもが里帰りして来たのに違いない。

ミカン珍客.jpg

還暦猫ミカンのことを私は知っているつもりでいたが、実はあまり分かっていない事が多いと気がついた。その内のひとつに彼等の交友関係がある。
各々プライドが高くて犬族の様に主従関係を好まない猫族だから、さぞや個猫主義で群れる事は少ないと見ていたのだがどうも別感覚の世界があるようだ。夜が更けた頃合いになると日課のように決まって外に出てゆくのは何か彼等だけの集いでもあるのだろうか。
若い頃はたまに顔・体に傷を負って朝帰りをすることがあったが最近では歳のせいかそういった姿は見られない。もしかしたら猫たちの間では長老としての地位を築いているのかも知れない。一度こっそり後をつけた事があったが上手く撒かれてしまった。その内いつかメンバーズカードを貰って、真夜中のネコ会に参加させてもらいたいものだ。

路地裏の猫.jpg

以前は我が家付近でも時々野良猫たちを見かけたのだが最近はまったく見なくなった。住民の中には猫嫌いの人もいるので役所や保健所に通報されたり駆除されているのかも知れない。とにかくめっきり減った。還暦猫ミカンの交友も遠くの街まで足を延ばすことになったのだろう。
これまで、時には縄張り争いでキナ臭い付き合いもあった路地裏での交友録も今では少子高齢化で活発な様子がない。これも時代の変化なのだろう。友が少しずつ見えなくなって賑やかだった路地裏の交友録も過去のアルバムの一頁になりつつある。

ネコ三態.jpg


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